2か月以上ぶりに実家の父とのヨーガプラクティス
4月1日に日本に帰国してからもう早いもので1か月近くが過ぎた。
2か月インドにいて日本にいない間、実家の父とのマンツーマンでのヨーガセラピーレッスンはお休みしていたので、帰国して翌週から練習を再開した。
インドにいる間は父は自分なりに、やりやすいヨーガのアーサナの練習は一つ、二つは毎日練習していてくれていたようだけど、やっぱり、1人だとどうしても自分が好きなアーサナの練習しかしなくて、体を使う部位が偏ってしまう。
それでも全くやらないよりは一つでも毎日継続して練習してくれているだけで全然違う。
元々、父は若い頃は柔道を長年やっていて格闘家体形だったのが引退してからは太ってしまい、心臓病も持病として持っている。年をとって別人のように痩せてしまったけれど、元々の骨格がごっついので脂肪がへっても骨太なのは変わらない。
格闘家タイプの筋肉をつけていて、老化と共に衰えたので、筋肉の質は堅く、股関節の動きが随分と制限されてしまっている。
ヨーガセラピーは 心に働きかけ、ストレスの素となっている心の感じ方にアプローチし、物事の捉え方や考え方、こだわりのポイントを探してアプローチしていき、同時に体の筋力や柔軟性も向上させていくのだけれど、もうマンツーマンで父とヨーガセラピーをシェアしだして3年も経つと父親でありながら、 父の体の状態や心の状態を定期的に客観的に観察することができる。
この4月で71歳になった父の体は年齢なりに老化していき、もうおじいちゃんなんだけれど、 一緒にヨーガセラピーを練習しながら、体のアンバランスを自分で客観視してもらったり、極力転倒しにくい体づくりができるように、私がいない時でも一人で練習できるように伝えるように努めている。
できるだけいつまでも自分で自分のことはできるように、毎日の生活を自分で不自由なく送れるように、 少しでも元気で長生きしてもらえるように、と伝えているが、 父は元気になった分、 ご近所の同世代の地域のわんこ仲間のおじいちゃんやおばあちゃんのサポートをしているようだ。
2か月一緒に練習することをお休みしていた分、体も堅くなってしまっていたけれど、とりあえず私がインドに行っている間元気でいてくれて良かった。
そしてまた実家に帰って一緒にヨガを練習して父の状態を定期的に観ることができて良かった。
これもヨーガセラピーを勉強した恩恵だなぁ、と思う。 普通の親子は実家に帰っても話をするくらいで実際今の親の体の状態がどうかなんて分からない。
でも一緒にヨガの練習をしていると、言葉では、元気、とか大丈夫、とか言っていても、 今日はちょっと疲れ気味だな、とか、足の筋力のバランスがこんな風に衰えているな、とか、 前はこんな風だったけど、筋力や柔軟性が向上してきたな、とか言葉で聞く以外のたくさんの情報を得られる。
ヨガを伝えていなかったらこんな機会は得られなかった。
ヨーガセラピーの学びはヨーガ療法士の養成講座を卒業してからもなかなか忙しく、どんどん変化していくからついていくのが大変だけど、得られるものも大きいなぁと思う。
また来週も実家に帰って一緒に父とヨーガを練習しよう。
写真は父と一緒にランチにきたレストランにて。
福丸さんは美味しいものが食べれて幸せいっぱいです