マイソールプラクティスの醍醐味
今日も朝から兵庫駅近の土日家さんでのアシュタンガ・ヨーガビギナークラスを開催した。
去年から始めた当初は月1回開催だったのが今月と来月は月3回、8月は2回だけど、次第に開催頻度が増えていき、ご参加いただいて続けて練習に参加してくれる方が増えてきてとても嬉しい。
ビギナークラスなので、カウントに合わせてスタンディングポーズの途中までをみんなと一緒に練習していくのだけれど、昨年から開催してきて練習をシェアする経験を積み重ねていくうちに 「個人個人の体力や練習経験、体の状態に合わせて練習する機会を作りたいなぁ」と思うようになった。
ぼんやりとそんなことを思いながら今年の2月3月とインド、マイソールのKPJAYIで練習に励むうちにやはりアシュタンガ・ヨーガの伝統的な練習法、 カウントに合わせて動いていく今のビギナー用レッドクラスに加え、マイソールスタイルでの練習をする機会を作りたい、とぼんやりと思うようになった。
個人個人の体力、体の柔軟性、練習経験に合わせて1人1人が練習に集中し、個人練習をしていくマイソールスタイルでの練習は 初心者のうちは順番を覚えていないから、とか、ある程度練習経験がないと、、と思って尻込みしがちだが、実は初心者の人のほうがより優しく練習に入っていける。
そして真面目に毎日練習している人にとってはその人の変わってきたからだの状態に合わせてポーズを進ませることもできる。 まだ今のところビギナークラスではそこまで大きな経験値のギャップはないけれど、基本的にはスタンディングポーズまでしか進まないビギナークラスにすでに参加している人や初めてヨガをする人にもそれぞれのペースで練習できるマイソールクラスをしていけたらなぁと思っていた。
一見、アシュタンガ・ヨーガの練習はとてもハードな運動に思える。だから はじめのうちは月1回、とか月2回、とか少しづつ体を慣らしていくのも、もちろんありだとは思う。
ただ、マイソールクラスでポーズの順番を覚え、たとえ週1回や2回でも自主的に練習する機会をもつと体へのインパクトだけでなく心へのインパクトが強い。
自分で順番を覚え、体の内側を感じようと自分の感覚に意識を集中させ、無心になって練習していくことは自分のことを客観的に見ることの練習の第一歩だ。
自分を客観的に見る、自分がどう感じているのか、ちゃんと呼吸しながらポーズができているのか、そんな練習が少しづつできていく。
そしてその練習が結果的にヨーガの伝統的な哲学の学びと相まって強くしなやかな心を育て、ストレスに負けない心に変わっていく。
ヨガプラクティスの道はあくまでも個人個人の道だ。 それそれが生きてきた歴史、体の特性、思考のパターン、年齢、性別、時には国籍も異なる。個人個人が抱えている体や心の不調も異なる。
マイソールプラクティスでは同じ空間で個人個人の生徒がそれぞれの練習に集中してそれぞれの呼吸のペースで練習を進めていく。 レッドクラスとマイソールクラス、できれば この2つの練習に早い段階で取り組んでくれたらな、と思う。
朝いつもよりちょっと早く起きて、朝食前の時間、 できれば空っぽの軽い胃腸の状態で、あまりにお腹が減りすぎて力がでない人は豆乳とか果物とか消化の良いものを摂取して 練習し、体を浄化し、心も浄化していってくれる朝のマイソールプラクティス、新開地、楽の森にて 水曜、金曜の朝7:30からしています。
個人個人によって練習時間は40分~90分と異なりますが出勤前の初夏の朝の時間をヨガプラクティスに励みませんか?
楽の森さんの心地よいスタジオで練習する仲間を募集しています。