海の日の初めてのマイソール

今日は海の日で祝日だった。

今月までは水曜と金曜の週２日開催のマイソールクラスだけど、今日は特別追加開催で楽の森でのマイソールクラスをした。

６月から始めたマイソールクラス、先月は誰も来なくて１人でただひたすらセルフプラクティスをして帰る日のほうが多かったけど、今月からはぽつぽつと参加してくれる方がいらっしゃってくれて今日は祝日ということもあり、兵庫クラスにいつもご参加いただいている生徒さんと初めましての生徒さんで合計５人でのマイソールクラスとなった。

マイソールデビューの方や久し振りにアシュタンガヨガクラスをする方ばかりで　まずはご自分のペースに合わせて順番を覚えてもらうことから練習してもらった。

マイソールクラスに初めて参加する時って順番覚えていないから大丈夫かな、とか、順番覚えていないこんな私が参加しても良いのかな、とか、みんな不安に思いがちだ。

兵庫クラスに参加してくれている生徒さんにはいつもクラスの終わりの珈琲タイムでお伝えしているけれど、マイソールクラスに参加する前に順番を覚える、というより、マイソールクラスに参加して練習して自分の体に覚えさせていくのがアシュタンガ・ヨーガの練習なのだ、と私は思っている。

そんなお話をいつもしているせいか、今日はお仕事がお休みの方が多く、兵庫クラスの生徒さんが勇気を出してマイソールクラスに参加してくれて、とても嬉しかった。

私も昔、アシュタンガ・ヨーガの練習を始めた頃ははじめは先生のガイド付きのビギナークラスにばかり参加していて、初めてマイソールクラスに参加した時は本当に順番を覚えているか不安で不安で私なんて参加しても大丈夫なんだろうか、、とか思っていた。そんな時、「初めてのマイソールクラス」というタイトルで当時通っていたヨガスタジオでワークショップがあって勇気を出して参加したことを思い出した。

途中で順番が分からなくなって先生に目を向けるといつも優しく微笑んでくれて丁寧に教えてくれた。

そのワークショップがきっかけで私はマイソールクラスで練習をするようになった。一回、勇気を出して参加してみると２回目以降のマイソールクラスの敷居はずいぶん低くなったように思う。

アシュタンガ・ヨーガのイメージってマイソールクラスではみんなバリバリ練習している人ばっかりでびっくり人間みたいなすごく体が柔軟でありえないポーズをやっている人がいっぱいいるようなイメージがあって初心者の人は尻込みしてしまいがちなんだけど、実は初心者の人こそ、自分の体の柔軟性や強さに合わせて練習し、初期の段階から自分の呼吸に集中して練習する習慣をつけることはとても良いことだと思うのだ。

今年もインド、マイソールのKPJAYIでシャラート先生の下で２か月間練習していた時、まだ楽の森でマイソールクラスを開催するなんて想像もしていなかった時、ふとぼんやりと、「アシュタンガ・ヨーガの練習はやっぱりマイソールクラスこそがアシュタンガ・ヨーガの練習の醍醐味だなぁ。いつか兵庫のビギナークラスに参加してくれている生徒さん達が楽しめるマイソールクラスを作りたいなぁ。」と考えていた。

そして思いもかけず、そうぼんやり考えた３か月後にはマイソールクラスを開催し、４ヶ月後には実際に兵庫クラスの生徒さん達が練習に来てくれた。ちょっと大袈裟かもしれないけど、想いって現実になるんだな、と、ちょっと思った。

まだ始まったばかりなのでこれからどうなっていくか分からないけれど、新開地マイソールクラスは初心者の人も安心して練習を楽しめるようなマイソールクラスにしていきたいな、とつくづく思う。体が堅くても、順番を覚えていなくても、難しく考えないでとりあえず練習して、アシュタンガ・ヨーガの練習を楽しむ、楽しめるようなクラスになったらいいな。

私は他のマイソールクラスを指導しているアシュタンガ・ヨーガの先生達と違って確実に体は堅いし、どんくさい。アーサナの進度も遅い。でも私の伝えられる限り、できる限り愛するアシュタンガ・ヨーガを少しでも伝えられたらな、と思う。

そんなわけで今週も水曜、金曜とマイソールクラスやっています。今月は土日家さんでのクラスはありがたいことに現在２３日も３０日もキャンセル待ちなので、アシュタンガ・ヨーガを始めてみたいな、と思っている方は是非新開地マイソールクラスにお越しくださいね。全く初めての方もマイソールクラスで練習できますよ。

とっても暑かった今朝の神戸。写真は関係ないけど、この前いった福岡の学会の後の友人との観光で訪れた福岡・糸島の白糸の滝。