ひたすら忍耐の一日
今日はひたすら待つ一日だった。 というのも朝は自分の練習時間までひたすら待ち、練習が終わって家に帰ると停電していて、電気が復旧するまで今までのマイソール滞在で一番長時間待った。
朝のマイソールの時間はシャラタイム8時半だけど、今朝私がシャラに自分のヨガマットを敷けた時間は9時くらいだった。でもいつも8時半グループの中では1番目から3番目に入るくらい早めに行っているので、今朝は1時間半は待った。 1時間くらいの待ち時間はそんなに苦痛ではないけれど、1時間半になると、ずっと座りすぎて体が固まってくる。
みんな今回は練習生は2回以上来ている人ばかりなので、セカンドに進んでいく人も多いため、アーサナが進むと練習時間も自然と長くなるので、どんどん後ろにずれこんでいく。
1時間半も座っているとめっちゃ読書がはかどるけど、本当に体が固まってしまい、やっと練習の順番が回ってきた時にスリアナマスカラで体を伸ばしてほぐしていく。
今日の練習はやはり先週からの右の背筋の筋肉の痛みがまだ残っていて、バックベンドでは呼吸を深くしないと痛みで思うように体が動かないのをなんとか呼吸で乗り切って、でも最後のドロップバックはあまり深くしないように意識して練習した。
でも今日の大きな出来事は今もまだ続いている長時間の停電だ。練習から帰ってくると電気が止まってた。それに気づいたのが朝の10時半頃、今回の家はお湯を沸かすのにも電気調理器なので、お湯も沸かせず珈琲も飲めない。
朝のうちは、まぁ、珈琲は我慢するか、と朝食を済ませた。汗でびしょびしょになった練習着を洗濯しようと思ったが、洗濯機を使おうにも停電だから使えない。お昼過ぎまで待ってみて、まだ復旧しなかったから時間もあったことだし、手洗いで全部洗濯した。
午後からはサンスクリット語クラスに行って帰ってきてもまだ停電している。
予想外の長時間の停電で、いったいいつになったら復旧するのか不安になってくる。夜になっても復旧しなかったらドライヤーもかけられないので、夕方クラスから帰ってきてすぐにシャワーを浴びた。
友人から どうやらゴクラムの町全体が停電していて、夕方5時くらいには復旧すると話を聞いて少し安心したけれど、もし電気が戻らなかった時のためにろうそくと晩御飯を買いに行った。
今回の部屋はろうそくが1本もないから買っておかないと停電の時に困ると思い、晩御飯も電気が戻ったらお料理できるけど、万が一の時のために買っておこうと思ったのだ。
買い物を済ませ、家に帰り、6時半くらいに一瞬電気が戻り、喜んだのもつかの間、またすぐ停電になり、キャンドルの灯りの中晩御飯を済ませた。
再び一瞬電気が戻り、さぁ、ブログを書くぞ!っと思ったのもつかの間、再び真っ暗になった。
1回目の復旧で隣の家の友人の家や少し離れた場所に住んでいる別の友人の家はもう停電から復旧しているのに私の家はなかなか電気が戻ってくれない。 もう何でなん、、っと不安と諦めの気持ちのまま、もう寝ようか、と思っていたところにやっと電気が復旧した。
復旧したのは夜の8時半。。朝から夜の8時半って今までで一番長い停電だった。
電気がないと洗濯機も使えない、冷蔵庫も止まるし、ブログも書けない。You tubeで日本の映画やドラマも見れない。。。 珈琲やお茶さえも飲めない。 本当に不便だ。インド6回目ともなると短時間の停電はもう慣れっこになって何とも思わなくなっているけれど、ここまで長時間で今回調理設備も電気だけだと、本当に何もできない。 と不安や苛立ち等心穏やかで居られない。
でもまぁ、これがインドにいるってことなんだな、と改めて思う。 ここでの生活にも大分慣れて、初めてここに来た2011年よりも随分豊かになり、快適になってきたけれど、でもやはりここはインドなのだ。 そんなことを今さら思ったひたすら忍耐の一日。
明日も練習までの時間はひたすら忍耐だ。明日は停電しませんように。 ひたすら待つのはもう練習の時だけで十分だ。
写真は晩御飯を買いに来た。ご飯やさん。 おかず1品とロティ―(ナンみたいの)を頼んだら、ロティ―についてたカレーとおかずのカレーとチャツネでボリュームいっぱいすぎて食べきれるかと心配したけれど、意外と完食できた。 たらふく晩御飯で65ルピー(130円しないくらい)ローカルの人達もご愛用のご飯やさんはとってもリーズナブル。