相変わらずの私の心

今朝は自分の練習の順番が来るまでに昨日よりさらに１５分長く待つことになった。みんな次々と次のアーサナに進む人が多いせいか、どんどん練習時間が長くなり、結果シャラについてから自分の順番が来るまでひたすら待つことになる。

私は８時半スタート組だけど、友人で６時半スタートの人もかなり長い時間待ったと聞く。やはり最初の４時半スタート組以外は長時間待つことになっているのだろうか。。

シャラに着いてから軽く１時間は外の階段で待つので、読書がめちゃくちゃはかどる。今日は日本から持ってきた文庫本の３冊目を読み終えてしまった。明日からはここで購入した本を読むことになる。

長ーい待ち時間を終えてやっと練習ができる順番が回ってくると、単純に長時間座り続けた後の練習は体がほぐれて気持ちがいい。　前回の京都でのワークショップでタリックは「座禅をするためにヨガのアーサナプラクティスはとても役に立つ」といった話をしていたのを思い出し、本当に心から納得している今日この頃。　単純にプライマリーの練習をしていて、ここでは前回のベカアーサナから進んでいないので、そんなに体に負担がかからないので、練習していて気持ちがいい。　最後のバックベンドだけが背中の筋肉を傷めているせいで、痛みと向き合いながらバックベンドをしているけれど、昔からよくなっていた腰痛の痛みのパターンとは異なるので、呼吸を深くしていけばなんとかドロップバックもカムアップもできている。

今日はアシスタントの人とバックベンドをして、指先をかかとにタッチするところまで深めたけど、その後の腰の痛みはそれほど強くもなく、おそらく腰ではなく、背筋の痛みは練習でぼちぼちほぐして、日にち薬で治していくしかないのかな、と思う。

バックベンドの不調以外はサクサク動けていて、アーサナが進まないで停滞するなら停滞するなりに今練習しているところまでをしっかり深めようと練習している。　とは言っても、シャラのあちらこちらでシャラート師匠が

「今どこまでやっている？　明日からは〇〇までやりなさい」って声が耳に入ってくる。

今やっているところまでを深めよう、と思う気持ちと、そんな声が耳に入ってきて、いいなぁ、私ここに来てもうシャラート師匠と５シーズンも練習していても、全然進ませてもらえないなぁ、どんどん最近来た人に抜かれていくなぁ、なんて気持ちも沸いてきたりしている。

自分でも笑っちゃうくらい、、自分でも自覚しているこの矛盾した気持ち。　ヨガは競争ではないのにね。　先に進んでも　どうせまた私のことだからさらにもっと先に進みたい、とか思うだろうにね。　なんだか、体を動かしながら心のこんな葛藤と向き合って今の自分の練習に集中することが今の一番の私の課題だな、と思う。

とりあえず、健康を保ち、毎日マットの上に立って練習できるように、周りの状況に気持ちを振り回されないで　自分の練習をしっかり安定させるように、　今の痛みを悪化させず改善できるような練習になるように、

を目標に練習しよう。

さて、もう少ししたらサンスクリット語クラスに行ってきます。　今日からレベル２のスタート。しっかり学生してきます。

シャラに向かう途中の家の近所の木陰で涼む牛さん。