優雅な休日と両極端な気持ちになったレッドクラス

昨日は午後から昔の宮殿をホテルに改装したホテルに友人とお茶しに行ってきた。本当はランチかお茶しない?と誘われたのだけど、メールを貰った時はちょうどブランチを注文したとこだったので、お茶しに行ってきた。ウーバー(タクシー)でホテルに向かい、ホテル敷地の入口の門で警備員の人に止められ、1人100ルピー支払わされた。ホテル宿泊客以外でレストランやティールーム利用者以外はもっと高く支払いが必要なんだと言っていた。 今までマイソールで色んなホテルのプールとかランチにも行ったけど、入るのにお金が必要なホテルは初めてだった。ホテルに着くと、本当に宮殿で、その豪華さにテンションUPした。 レストランの中もとっても雰囲気が良くて素敵でちょうどランチのビュッフェが終わった時間だった。 私はアイスクリームと珈琲、友人はマサラドーサとチャイを頼んで、超優雅なティータイムを満喫した。 アイスと珈琲で300ルピー、あ、入る時に100払ってるから合計400ルピーのお茶、日本円で800円しないくらいだけど、インド価格からしたら めっちゃ高い。だいたいは場所代だ。でもとっても良い気分転換ができた。

そして今朝は月曜日でレッドクラス。朝なぜかとっても早くに目が覚めてしまい、3時20分に目覚ましをかけていたのに3時くらいには起きてしまったので、ちょっとゆっくりめに瞑想してから練習に行った。いつもより5分ほど早めに行ったけど、それでもすでに結構人が並んでいた。 シャラート師匠のレッドクラスのカウントが外まで聞こえてくるからその声を聴きながら待っていると、いつもレッドクラスを待つ行列のヨガの生徒のところに寄って来るワンコが尻尾を振りながら寄ってきた。 めっちゃ愛想の良い子なので、なでてあげるととっても喜ぶ。色んな人の所に行って愛想を振りまくっているんだけど、みんながみんな犬好き、というわけでもないから冷たい態度で無視されることもけっこうあって、今日は特にあんまし可愛がってくれる人がいなくて、見るからに悲しい顔して落ち込んでいるから、可愛そうになってかまってあげたら、ずっとへばりつかれ、 頭をなでる手を離すと鼻を手の平下に入れてこようとして もっとなでれ、とせがんでくる。 あまりにずーっとそばにいるので、 もうおしまい! NO! て言ったら、理解したらしく、シャラの階段のところに一人で座りに行っていた。

前のレッドクラスが終わり、いつもの場所にマットを敷いて、トイレに行ってから自分のマットの場所へ戻ってくると、赤いマットが私のマットの上半分くらい上に重なっておいてある。

なんじゃ、これ?! ビックリしていると、 近くにマットをしいていた友人が

彼女すごいよ、 かよちゃんのヨガマットの横、ほんのちょっとしか隙間空いてないのに、自分でヨガマット移動させて無理やりねじ込んでた。

と顔を引きつらせながら教えてくれた。

どんだけ厚かましいねん! なんぼ大阪のバーゲン会場のおばちゃんでもここまでするかいな! ありえへん! と内心ムカついて自分のマットと彼女のマットを移動させ、友人や周りの人もマットを移動してくれて、なんとかマットが重なった状態は回避できたものの、朝から本当に気分が悪くなった。ド厚かましい欧米人の彼女、小さな子供のいる人でいつもマイソールクラスでも子供がいるから、ということでみんなめっちゃ待っている人を飛び越えてシャラに来たらすぐに入って練習している彼女だった。 シャラでは子供のいる人は優先的にレジストの順番を先にしてもらったり、マイソールクラスでも待つことなく練習させてもらう優遇措置があって、それは理解できるけれど、終わり時間が決まっているレッドクラスで、 遅くに来るのはしょうがなくても、何も一番前の列に無理やりヨガマットをねじ込んでくるのはないだろう、とちょっとその行動か信じられなかった。 いつまでも気分を害するのも自分が損なので切り替えよう、とパッと反対側の隣のマットの女性を見たら、左手首に包帯を巻いている。

「包帯って骨折でもしているの? 」と思わず話かけたら、

「骨折じゃなくて、切っちゃったの。 この手首でどう練習したらいいか、まだ考えてるけど、何とかやってみようと思って」と笑顔で答えてくれた。

練習が始まって、スリアナマスカラから始めていったけど、右隣の怪我している彼女は手をマットにつくのも大変そうで、ジャンプバックやジャンプスルーももちろん、無理なんだけど、それができない時はナヴァアーサナや肘をついたプランクポーズでしっかりコアを使って頑張っている姿が目に入ってきて、怪我してしまって、例え、できないポーズがあっても今の状態でできることをひたむきに頑張っている姿にとても心が洗われて、さっきのムカついた気持ちなんてどこかに消えてしまっていた。

今日私の背中は相変わらず痛いのは痛いけど、痛みの中でもちょっと股関節が動かしやすかったり、バックベンドでも2回目までは痛いなぁ、と思っても3回目では少し楽になる所が見えた、というか、暗闇の中でも少し光が見えたような感覚があって嬉しくなった。

練習が終わり、思わず、怪我でも頑張って練習した彼女に 良く頑張ってやりきったね! っと話かけたら、

ビンヤサとか全然できないけどねー とか笑顔で答えてくれて、 なんかとっても清々しい気分で今日のレッドクラスを終えることができた。

私のヨガマットを挟んで右と左で対照的な気持ちになった2人だけど、これもまたマイソールで練習していればならでは、なのかな、とか思った。

写真は宮殿ホテルのレストラン内部とエントランスホール

 

 

なでなでする手を止めると前足を差し出してもっとなでれ、とせがむワンコ

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