体の観察と変化
昨日はムーンデイで練習はお休みで朝は鍼に行き、午後からはプールに行ってきた。 鍼の先生はいつも脈診をしてくれて、血圧の状態も見て、今の私の体のバランスがどうなのか、中医学的観点から教えてくれるのだけれど、昨日は脈診と舌も診られて、体のバランスも随分と良くなった、と言ってくれた。 自分でも不思議だけど、冷えを取ることや心の状態を落ち着かせるように取り組んで、思考があっちゃこっちゃに動き過ぎないように気をつけるにつれて、体の状態も段々とバランスが取れてきて、腰と背中の痛みも軽減し、実際に自分以外の第三者から、 こんな風に随分と改善された、と言ってもらえると、やはり、自分でもとても納得がいく。
今回の私の痛みのパターンは心の持ちようを体で教えてくれている感じがする。
午後は前回とは別のホテルのプールに行き、まったりと過ごして一日が終わった。 そして今日から再びマイソールクラスでの練習だ。 先週よりはさらに背中の状態は改善しているように感じられ、プライマリーまではサクサク体が動き、セカンドに入っていざ、体の状態を深く内側から観察していったのだけど、カポタに入るとやはり、今まで伸ばしていなかった深い部分の腹筋や背筋、鼠径部周りの深い部分の筋肉等が伸ばされていくのを体感する。 怪我をしていない時に比べてゆっくり呼吸で深めていかないととても伸ばしにくい。まだ強張っているような感覚がある。 先週は2回だけやってバックベンドに入ったけど、今日は思い切って3回トライした。2回目が終わったところでアシスタントの人が来てくれたけど、 今日はアジャストメントは断った。まだ外からの力で踵を掴む気になれなかった。とりあえずは自力でどこまで深められるか様子を見てみたかったのだ。 全然深く入れないだろうなと思っていたけれど、痛い割には3回目で右側だけは指先が踵をタッチするところまで行けて、我ながらけっこうな早さで回復しているのかもしれない、とちょっとビックリした。
でもその後バックベンドに入ると伸ばしすぎたせいか、ドロップバックで体の前面に痛みが走り、 まだ本調子ではないことを自覚させられた。 深いバックベンドは怪我をした分、繊細に観察が必要だけど、どこまで行ったら大丈夫でどこまで行ったらやりすぎなのか、自分のその日の調子で手探り状態で模索していくのは面白い。時には失敗してしまい、いたた、と痛むことはあってもそれはそれでまた回復していくから学びの過程だ。
しっかりもらったところまでのアーサナを練習するようになって練習時間が長くなってしまい、今日練習終わりにシャラの時計を見たら11時を回っていた。 今日の練習が始められたのも9時半くらいだったから、長くなったとは言っても1時間半程度なんだけど、やはりプライマリーだけの時よりは時間がかかる。チャンティングクラスは今は12時からになっているので、家に帰って顔洗って身支度したらすぐにシャラに行かないといけないくらい時間がなく、慌ただしい。
チャンティングクラスが終わって家に帰りつくともうお昼を回っている。 こんな感じであっという間に今週も過ぎ去りそうだ。