ショックな出来事
昨日は練習日記を更新しなかったけど、ムーンデイ明けの水曜日から3日連続カポタまでの練習に取り組んでいる。 先週は1回しかカポタをしなかったので、ほぼプライマリーの練習と日曜日のお休み、火曜日のムーンデイのお休みで背中と腰の状態はずいぶん回復したように思ったので、水曜、木曜とカポタで頑張ってみた。 水曜日にアシスタントの人がアジャストに来ようとしてくれたけど、 怪我をしているから一人でやりたいと断って、一人で体の様子をうかがいながら水曜、木曜は元気な時と同様3回トライした。 1回目、2回目、そして3回目でしっかり足を使ってお腹も使ってカポタに入ると怪我していたわりには案外できて、右側だけは踵タッチするくらいまでになっていた。 昨日の練習後はその割に腰が痛くないことに驚いたけど、夜になり、段々腰が痛んできて、さんざん背骨を伸ばして丸めて痛みを軽減しようと努めて寝た。 朝になり、昨日ほどの痛みはなくなったので、今朝の練習は大丈夫かな、と練習してみたけれど、いざカポタに入ると昨日までとは全然違い、痛みが強く、筋肉も思うように伸びてくれない。 今日は3回トライは無理だと判断し、2回目でしっかり鼠径部を伸ばしてアーサナに入ったところでアシスタントの人が足下に来てアジャストしようとしたけれど、 手を踵にもっていこうとされた時点で NOと断った。 怪我をしていない時なら別にアジャストで両踵がっつり掴まされても大丈夫だけど、初めてアジャストを受けるアシスタントの人に体を信頼して任せられなかった。 日本で習っている先生達やシャラート師匠なら多少の痛みがあっても任せても大丈夫、と思えるけれど、初めての人にはそんな気になれなかった。
痛みに顔をしかめながらバックベンドに入り、1回目、2回目としたところでシャラート師匠が足下に来てくれた。 3回目のカムアップで両足を押してくれてすんなり起き上がってこれて、 怪我してるから来てくれたのかな、とか思ったら、続けて3回ドロップバックとカムアップをした。1回目、2回目、と一緒にしてくれて、 3回目は自分でやれ、と自分でやらされて、
Very good !! so easy!! (よく出来た! めっちゃ簡単だな)
来週からパシャアサナやっていいぞ
と言われて目が点になった。
へ? 私カポタまでやってますけど? と聞きかえし、
とっさにバックベンドにじりじり時間をかけてやっているのをカムアップとドロップバックが苦手な子のように見えたのかと察し、
私、怪我してるんで、こんなバックベンドなんですよ。 と答えたら
あ、間違えたって感じで笑ってた。
そして、 お前、呼吸が鼻呼吸じゃなくて口から呼吸しているぞ。 あんまり喋りすぎるな。 ちゃんと適切な呼吸ができていないからそんな風に痛みが出てくるんだ
と言われた。
あー よくいっぱいいっぱいの時にマットに注意されることだ。 と思いだした。 カポタに取り組んでもう何年なんだろ、4年か5年くらい経過しているけれど、今回痛みがあると いっぱいいっぱいでいつもの悪い癖が出てきてしまっていたんだな、と思った。
でもそれより何だか ガーン。。とショックだった。 この前、怪我の話したやん、カポタまでくれたやん、 ちゅーか、レジストの時もお前セカンドレッドやったっけ? とか聞いてきて だからある程度覚えてくれてるのかな、とか思ってたのに、 誰か一見さんと間違えてる? ちゅーか私のこと全然覚えてくれてない?? て思いと呼吸、いつも分かっているつもりだったけど、こんだけ練習していても まだ心の底から、体の無意識レベルではちゃんとできていないんだな、私、という無力感で まるで後頭部をパコーン!と殴られたみたいなショックだった。
今回練習して10年目に入ってやっと自分の分かってなさ加減を理解したと思っていたら、さらにもっとちゃんと分かってないぞ、お前、て言われているみたいでガーン。。。。となり、私って一体何を練習してきたんだろう、この10年。。。と女子更衣室でフィニッシングをやっていて思わず涙が出てきた。 どよーーん、と落ち込んだ気持ちで家に帰り、 なんか体の節々が痛く、熱っぽいなぁ、と思って熱を測ったら微熱が出ていた。
私の体って分かりやすいなぁ。。と思った。 寝込むほどではない程度の微熱だけど、心がしゅーん、と落ちると とたんに体が弱る。 でもここで寝込むわけにはいかない。 明日もレッドクラスとカンファレンスがあるのだ。 日本から持ってきた風邪薬を飲んで、今日は大人しく過ごして体調回復に努めよう。