毎朝の練習で自分の調子を見ることの面白さ

この前の火曜日は朝から京都に練習に行って夜はココノバ兵庫店での送別会があった。　兵庫店がオープンする時に私を面接し、採用してくれたマネージャーが退職してしまう、ということでの送別会でホットヨガスタジオなのにも関わらず私の事をかってくれ、私はホットヨガのレッスンをやらず、アシュタンガヨガのクラスをぜひやってください、と言ってくれた時はめちゃめちゃ嬉しかったのがついこの前のことのように感じているのに、その彼女がいなくなってしまうのをインド滞在時に知った時はちょっとショックだったけど、今はその決断を心から応援したいと思っている。

送別会に向けて兵庫店のインストラクターみんなでオタ芸ダンスを踊ることになり、レッスン前後に練習したり、みんな思い思いのオタクコスチュームを用意しておバカっぽいことを本気でやるのがとっても楽しかった。　兵庫店でYちゃんやMちゃんが可愛く受付前の待合いスペースをアレンジしてくれ、社長さんが食べ物を用意してくれてまるで家飲みのようなほんわかアットホームな雰囲気になった。　涙のお別れ、じゃなく、ひたすら笑い声があがり、みんなの笑顔がはじけた送別会。ココノバの雰囲気はとってもアットホームで笑いが絶えない感じで、そんなメンバーを選んでくれた彼女、そんなスタジオを作り上げた彼女の人を見る目や行動力は一回り近く年下だけど、心から凄いなぁ、と思った。

２年前に会社を退職してからは送別会のようなものはもう無縁になるだろうな、職場の仲間、という意識もヨガインストラクターとしてお仕事をしていくとそんな意識を持つことももうないんだろうな、と心のどこかで思っていたけれど、前の職場以外で何人かの人達と働く仲間、として感じられる場所があることが、改めて感じられてちょっと寂しい気持ちはあるけれど、そんな職場を作ってくれた彼女に改めて感謝の気持ちが沸き上がった。

ひたすら笑って楽しく飲んだ火曜日の夜。久々に調子に乗って飲み過ぎて、陽気に酔っ払いすぎた。　普段はお肉は食べないけれど、お肉も解禁して何年かぶりにから揚げを食べた。　翌日は楽の森のマイソールクラスがあったのでちょっと早めに帰り、酔っぱらったまま爆睡して翌日はとっても目覚めが悪いまま起き、思いからだをひきずって早朝の新開地へ向かった。

練習してみて自分でもビックリするくらい体が超絶重くて重くて何度途中で練習をやめようかと思ったことか。

前日のワインとお肉、しかも揚げた肉がこんなに体を重くするのか。。　から揚げを食べた翌朝、顔を洗うのに洗面所の鏡に映った自分の顔にはおでこにソッコー吹き出物ができていた。　実家に帰った時にもお肉を食べることがあるけれど、だいたいお肉を食べた後には吹き出物が出来るか、下痢になるか便秘になり、すこぶる体調が悪くなる。

でも今回の反動は一番きつかった。吹き出物と下痢と体のとてつもなく重たい感じ。。　　ハーフプライマリーだけでやめるつもりだったけど、そんなにガッツリ頑張らないでなんとかフルプライマリーまでやり切った。でも前日の朝に京都でカポタをがっつりアジャストされた後の超絶筋肉痛の背中でドロップバックも全くやる気になれず、ひたすらゆるい練習でやり通した。

練習のためだけだったらやはり私の体はお肉は食べないほうが身体の調子が良いし、お酒もあまり飲まないほうが断然練習がやり易い。　でも１０年近くの練習生活を経て、　送別会や友人とのごはん、実家の父との食事など、普通に社会人として生活していたら遭遇するであろう肉食やお酒なども昔みたいにシャットアウトするのではなく、それはそれで受け入れて楽しんだらいっか、って最近思うようになった。　日本はまだまだベジタリアン生活を送り続けるのは普通の社会人の付き合いをするには難しいし、ベジタリアン生活を優先するあまり友人や家族との食事やお酒を楽しめないのもなんだかな、と思うようになったので普段はベジタリアン生活を送っているけれど、段々ゆるくなってきた。

練習生活も大事だけど、俗世の付き合いも大事。　なんか俗世ってまるで坊さんみたいだけど、たまにはジャンキーな食べ物もトライもアリかな、って思うように変わってきた。まぁ、ヨガの先生からはベジタリアンでありなさいと言われたことを忘れたわけではないけれど、人生かけて長く続く練習生活、日常生活の中でうまくバランスを取れていけるのが私の理想なのでそんなんもアリよね。　でも毎日練習しているので、どんな食べ物を食べたら自分の体の調子が良いのか、悪いのか、いち早く敏感に察知できるのは練習の賜物だな、と思う。　食べ物と身体の調子を練習を通して気づいていけるのも練習の醍醐味。　なんか自分の体で実験しているみたいでとても面白い。

調子のいい日、悪い日、お酒を飲み過ぎた翌日、お肉を食べた翌日、どんな時も練習を続けているからこそ気づける面白さ。　まぁ、結局のところ、練習が好きですねん、ってことに行きつくんだなぁ。。