課題に取り組み模索し続ける練習の大変さと面白さ
最近の課題、より集中して練習すること。 より足をちゃんと使えるよう意識して練習すること。 この前の火曜日に京都に練習に行った時には我ながら久しぶりに集中できてお腹、バンダへの意識が少しはっきりしてきたかも?と思っていたのに翌日にはその感覚はどこかに消えてしまい、身体が軽くなくなったり、プライマリーでしっかり足に意識を向けて練習できた日にはセカンドに入ってからのカポタでいつもより仙骨まわりを床に押し下げる感覚が持てて背骨が伸びる感覚が持てた、と思った翌日に同じ調子で練習しようとしてもなぜか翌日にはその感覚はまたどこかに行ってしまい、再現しようとしてもできない日があったりする。
何年もかけて分厚い壁を少しづつ少しづつ削って向こう側に行けるように努力しているとたまにほんのちょっと向こう側の景色が見えそうになった、と喜んだら翌日の練習はその感覚が消えてしまっている。というような練習の日々が続いている。
毎朝練習して苦手なことに取り組み、時には痛みが出たり、時には一生できないのかな、とか思ったり、それでもただ淡々と練習を続けていくとほんの少しづつ前に進んでいることに気づく時がある。でも前に進むのもいつも順調なわけではなくて時には後退したと思う時もあったり、何年も何年も前に進めないと感じる時があったりと一筋縄ではいかない。
とても根気のいることだけど、でもだからこそ、できなかったことができるようになった時の喜びは大きい。 できるようになるまでの過程の中でも自分の中で体をどう使っているかの感覚を掴めるようになってきた時もとても嬉しい。
これって簡単にできることだったらそんな経験にはならないんだろうな、と思う。 自分の苦手と向き合って集中して自分の体の内側の感覚を研ぎ澄まして模索していくのは簡単じゃないからこそ面白いんだと思う。
日々の自分の練習や生徒さんの練習を見ていてつくづく感じている。 こんなところからもアシュタンガ・ヨーガの練習って単なるアーサナの練習ではない精神的な修行なんだと思う。
明日は練習はお休み。 また日曜日から自分の練習を見つめ深め模索していく日々が続いていく。
次の日曜日の兵庫駅前土日家さんでのクラスはマイソールクラスになります。 まだ定員まで余裕がありますのでご都合のつく方いらっしゃいましたら是非ご参加下さい。