ドミニクパパとの3年ぶりの再会

昨日の金曜日と今日の土曜日の2日間、ドミニクパパのマイソールワークショップを京都まで受けに行ってきた。 3年ぶりの再会。前回京都に来られた時は私はインドにいたので習えず、今年は大阪で指導されるのは知っていたけれど、ドロップインは受け付けてもらえないと聞いていたので、今年も再会できないなぁ、と諦めていたので、急遽マイソール京都でワークショップをされると聞いた時はめちゃめちゃ嬉しかった。

昨日はムーンデイでクラスもなく、ムーンデイだけど、先生に久しぶりに練習を見てもらえるから普通にいつもセカンドで貰っているアーサナまでの練習をした。 毎回ワークショップの時は混み混みだけど、今回は急に決まったワークショップだったからいつもより人は空いていて、とても豪華なマイソールクラスだった。

昨日の練習ではカポタアーサナでいつになく足、膝でしっかり床を押せている感覚ができて背骨を気持ちよく伸ばした感覚のまま右手のほうは今までで最大にかかとをもう少しでがっつり掴めそうな感覚があり、いつも全然深く行けない左側もいつもより深く入ることができた。 でもまだ自分でかかとを掴むまでには至らず、アジャストで掴ませてもらったけど、あと少し、あと少しでいけそうな、ちょっと今までよりも光が見えてきたような感覚があってとても嬉しくなった。 かかとを掴むことに躍起になるより背骨を伸ばすこと、膝をしっかり床に押せることに意識を向けてからは少しづつだけど何かが変わっていっている感じがして昨日はその感覚がとてもハッキリと出た感じがした。

練習のほうは昨日はそんな感じで喜んだものの、昨日の夜からレディースホリデイが始まってしまい、今日の練習は本来は休むべきだったんだけど、せっかく申し込んだのでプライマリーだけを練習した。 レディースホリデイ中はバンダが全然使えないから自分の限界に挑戦するような練習は危険なのでなるべく頑張りすぎないように注意して練習に取り組んだ。

3年ぶりに受けるドミニクのアジャストはやはりいつものとおりとてもソフトで昔と変わらない。なぜか余計な力みが取れて自分の力を最大限発揮しやすいアジャストメント、空気感だ。 練習中は言葉で語ることはほとんどないけれど、 「あぁ、今の自分のできる練習を最大限に頑張ればいいんだ」と肩の力を抜いて練習できる雰囲気。 昨日は頑張れたけど、今日はプライマリーでもしんどいぐらいのお腹の状態、でも必死に前に進みたい気持ちなんて全然わかないから2日間とも心から練習を楽しめた。

練習の後は昨日は嵐山まで精進料理を食べに行き、お寺の庭園をお散歩し、また別の庭園をお散歩し、お抹茶をいただいて豆乳&抹茶ソフトを食べてランチと観光を楽しんだ。 ランチを食べながら、移動しながら、アイス食べながら今年も沢山お喋りして沢山のことを教えてもらった。

練習中は全然言葉を交わさないけれど、アジャストメントや空気感から感じ取る感じ。でも練習が終わると泉のようにとめどなく話題に尽きなくて、私もちょっと心に沸いた疑問などを質問して、そこからまた話が広がって、、、て全く豪華なプライベートカンファレンス状態だった。

マットからも沢山のお喋りを通して沢山のことを教えてもらっているけれど、ドミニクパパからもとても沢山のことを教えてもらっていると改めて思う。

今回とても心に残っているのはパタビジョイス氏の教えを受けている先生達に習うと何故かいつも心の奥のほうが震える、動く感覚が私にはあるのだけど、パタピジョイス氏の教えは実際にどんなものだったんですか? 今のシャラート師の時代とは何が違うんでしょうか?

といった話になった時に、昔はパタピジョイス師の生徒はとても少なく10人未満の生徒を教えていたから今より生徒一人一人を細かく見ることができた。そしてより手でのアジャストメントもたくさんあった。と。

彼は変わった人だったけど、良い教えもたくさんくれた。 良い教えも悪い教えも両方受けたけれど、私は今自分が習って良い教えだなぁ、と思ったものだけ伝えている。

彼はアーサナだけでなくて人生を教えてくれていた。だからその教えを伝える先生達はアーサナを教えているだけでなく人生を教えているんだ。と。

アーサナだけでなく人生を教えている

 

あぁ、そういうことか。 だから私の人生はアシュタンガ・ヨーガに出会い、今習えている先生達に出会えたことでこんなにも大きく変化してきたのか。 と。 初心者の時にドミニクパパやマット、りえさん、タリックに出会い、アーサナを超えた部分を教えてもらってこれたからこそ、こんなにも練習に魅力を感じ続けてこれたのか、と。

ドミニクパパによると、アシュタンガ・ヨーガだから優れている、とかアイアンガーヨガだから優れているとか、それぞれの流派にはそれぞれの良さがあるのだから どっちが良いとかは一概には言えない。 練習生にとってどの流派が縁があるか、また流派だけでなくどの先生がその人に縁があるか、その人から心から学びたいと思うか、だと。

ただアイアンガーをやる人の性格傾向とアシュタンガ・ヨーガをやる人の性格傾向は全く異なるので、両方をミックスしてやるのはよくない。どちらかに絞らないと心が混乱してしまう。と。

これは以前インドでシャラート師も同じことを言っていたのを思い出した。

練習生がアシュタンガ・ヨーガがしたい、と思っても自分が習いにいける地域にアシュタンガ・ヨーガの先生がいなくてアイアンガーの先生がいるならその先生に習いにいけばいい、とも言っていた。どの流派が優れているからというのはないから自分に縁があると思う先生、流派の下で学べば良い、と。

そんな話を聞きながら、私はたまたまアシュタンガ・ヨーガに縁があり、たまたまドミニクパパやマット、タリック、りえさんに縁があったのだなぁ、と思い返していた。 でもみんな全然近所で教えている先生ではないけれど遥々電車を乗り継いだり飛行機に乗って習いに行かないと習えない先生だけど、 初心者の時は電車の定期の範囲からちょっとプラスするくらいの場所でそんな先生達に習えたから やはり縁があったのだなぁ、と思った。

今回は神戸の私のクラスに来てくれている生徒さんも何人か参加してくれて、今回は予定が合わなくて参加できなかったけれど、また次回は参加してみたい、と言ってくれた生徒さんもいてとても嬉しかった。

少しづつ、神戸でも私が先生達から習ったことをシェアしていって、シェアした生徒さん達がそういった先生達に習いに行く機会が増えたらいいなぁと心から思う。

そんな夏の日の2日間でした。

明日はまた兵庫駅前、土日家さんでビギナーズレッドクラスあります。

また来週は16日月曜日は祝日のマイソール、火曜、水曜、金曜、そしてココノバ兵庫店では木曜の夜にもはじめてマイソールのクラスがあるので日曜日から毎日クラスがあります。

もし予定が合えば是非ご参加くださいね。

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