アレルギー大暴れ中の体調不良からの気づき
前回の練習日記で書いた、風邪からの喘息悪化の話、まだ続きがあった。
７月後半から喘息発作に苦しんでいたのが８月に入り、ほんのここ最近、２、３日でやーっと症状が治まってきてくれた。 でもなんと喘息の症状が軽減されるのと同時に今度は首の後ろのかゆみがなかなか取れず、もともと体質としてもっていたアトピーが今までで一番悪化して皮膚科で処方されたステロイドの塗り薬を塗り続けて５日経過しても一向に赤みとかゆみが治まらず、心配になり今度は皮膚科を受診して今までもらっていたステロイドよりより強力な薬を処方されたけど、それはあくまでもお盆期間、病院がお休みの間、２週間以前と同じステロイド軟膏を塗り続けても改善しなければ、の保険でもらってきた。
でも昨日くらいから、軟膏を塗り始めてから１週間ほど経過してからはやっと赤みがひいてきて、かゆみもマシになってきた。
今回は喘息の薬がなかなか効かない、今までザ、アトピーって感じの皮膚の状態になったことなかったのに子供の時以来初めてかゆみと赤み、自分でも感じる皮膚の炎症状態、まるで子供の時の体の弱さがぶり返したような状態に不安になり、一体私の体はどうなってしまったんだ、と思ったけど、まだ症状はあるものの、ずいぶんと改善してきた。
振り返ってみれば、例年にない猛暑の今年の日本の夏、その猛暑の中、早朝とはいえ、毎朝滝のように汗をかいて練習をし、その後すぐにマイソールクラスをし、マイソールクラスが終わってからは午前のクラス、時には夜のクラス、と思えばここ２年で劇的に日常生活は変化していた。
一日中すわりっぱなしの事務職OLからヨガインストラクターに仕事を変えて去年の夏はまだマイソールクラスでも生徒さんは１人とかゼロとかとても少なかったし、週３日に増やしたのも去年の８月からだった。 それまでは週２日だったのだ。 週５日～６日とほぼ毎日クラスをするようになって初めての猛暑、我ながら体が追いついていなかったんだな、と気づいた。
ふと、先生から「自分のコントロールができてないんやなぁ。思ったらすぐ行動。もうちょっと自分の欲望をコントロールできるようになれたらね」って言われたことを思い出した。
練習生活が長くなってくるにつれ、自分の心の奥底にある気持ち、願望が沸いてきてなんとなく気づいていたけど、いやいや、まだ早い、と思い長年押さえていた思いを前職を辞めてからはもう我慢や押さえることができなくて、心の奥底からまるで熱いマグマのように沸いてくるクラスをしたい、っていう思いの赴くままに行動してきたらほぼ毎日クラスをするようになったけど、夏の暑さと今までの疲れと恐らく年齢からくる老化の一種も相まって一気に体が合図を出してきたんだろうな、と思う。
自分の心にもう嘘をつくのはいやだ、ってのと、でも自分の願望、欲望のコントロールって何ぞや、それって自分の心に嘘つくことちゃうんかな、とか、まだ先生から言われたことをちゃんと理解できていない自分がいる。
クラスをしたい、習ったことをみんなと分け合いたい、でも自分の体力がコントロールできる範囲で。 って思うと食べることや寝ること、日常生活の過ごし方にもうちょっと気を配ったほうがいいな、と思うようになった。 ついつい自分で忙しくしてしまい、たまにはのんびり休養することも必要なのに、それよりもクラスや自分の練習を優先してしまう。。
あぁ。。もうちょっとちゃんと大人にならないとな。。
練習を深めに京都に週一で通っているけれど、アーサナのことだけじゃなくて、ふとした会話から ふと深く考えさせられるような言葉を先生から時々もらう。
うー。。やっぱり見透かされている。。今さらやけど。。
今は先生はシャラを留守にしてはるけれど、あのマイソール京都のシャラでの練習は先生の作り上げた空気が残っていて不思議と集中できる環境だから好きで先生がいなくても練習しに行っている。 派手さはなくてもしっかりと練習を深められる環境、アーサナを超えた部分の修行ができる場所、上手く書けないけれど、そんな単なるアーサナができるための練習を超えたものを教えてくれる場所があるおかげで今の私があるのは間違いない。
昔は言われたことがすぐに理解できなくて、何年も経ってから、あぁ、そういう意味だったのか、と理解していたけれど、最近はすぐに理解できなくても何週間か何か月か時には数時間ではっと気づかされるようになった。 未熟ながらも少しづつ進歩してるってことかな、と思う。 または、未熟なままでも言われたことをどういった意味だったんだろう、と熟考する機会が増えたこともあるのかもしれない。
そんな訳でこの夏の暑さからの体調不良からまたまたふと考えさせられることになった。毎朝の地道な練習の積み重ね、クラスの積み重ねから気づけることはいっぱいある。 それがどんな気づきかは、導いてくれる先生の影響も少なからずあるように思う。簡単ではない道のりだけど、簡単じゃないからこそ面白いのかもしれない。
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