思い出の場所

今日は朝から京都まで練習に行ってきた。 クラスを始めてから、人にヨガを伝える上で自分の練習は不可欠なことはもちろん、実際に自分の体でアジャストを受けて身体の感覚として落とし込んでいくことの必要性をひしひしと感じ、家でも楽の森でも練習できるけれど、できれば週に1回は京都に通えるようにしている。 2ヶ月近く先生は留守にされているけれど、長年の練習仲間でもある京都のスタッフがアジャストしてくれるのを身体に感じ、先生がいなくても、先生が作りあげたシャラの空気感やスタッフのみんなのアジャストのおかげで変わらず通い続けてきた。

今日がマイソール京都の今のシャラでの私にとって最後の練習日だった。 実際には9月23日の日曜日まで練習できるらしいけれど、私が来れるのは今日が最後。 来月からはすぐ近くの新しい場所に移転することが決まっている。 単に場所が変わるだけだし、最寄り駅も同じ大宮だし、先生も練習仲間もみんなメンバーは変わらないのも分かっているけれど、それでも、今の場所にあるシャラで練習するのが今日で最後だと思うと練習しながらなんだか、昔のここでの自分の色んな練習の場面が頭に次から次へと浮かんできた。

今の場所でまるまる9年経つという。 私が練習を始めたのがちょうど10年前で練習を始めて数か月でタリックのワークショップで京都に初めてきた時はまだ今の場所から移転する前の場所だった。 そして今の場所になり、本当に初心者の時からタリックやマットのワークショップで来るようになり、もう何年前からなのか忘れてしまったけれど、定期的にりえさんの下に通うようになり、平日は仕事だから祝日に京都に練習に行くのが楽しみになっていった。そして仕事を辞めた時はこれで京都にもっと通える!って喜んだっけ。 でも実際は交通費と大阪を飛び越えて遥々通うのに週2回でもばててしまい、ワークショップの時以外は週1回となった。

今のシャラでできないアーサナに悪戦苦闘したり、自分の怪我に身体も心も打ちひしがれて涙が止まらなくなったり、練習仲間と冗談言いながら大笑いしたり、私のアシュタンガ・ヨーガ練習生活の中のたくさんの思い出がある場所だ。大阪でも何か所も練習していたけれど、それこそ週6日で通っていたシャラもあったけれど、 トータルで通った年数が一番長いせいか、練習していた場所がなくなるせいか、なんだか自分の練習の思い出が頭によぎってしまう。

そんな日の練習はそんな日だから調子よく動きたかったけれど、練習のほうはダメダメで、あまりにできない自分が情けなかった。 まぁ、調子良い日もあればダメダメな日もあることも分かりきったことなんだけど、それがサラっと流せる日もあれば今日みたいに流せない日もある。

それでもまた明日も練習は続けていくのだけれど。

たくさんの思い出の詰まった場所、毎日は通えなかったけれど、超初心者の時から9年お世話になった場所、京都での練習のおかげで今の私がある。たくさんのことを気づかせてくれて教えて貰った場所、そんな場所とのお別れは寂しいけれど、また新しいスタートなんだろうな、と思う。また移転先の新しいシャラでも練習を積み重ねていけるよう、長く長く通い続けていたいな。

IMG_3823

Follow me!

ヨガ教室検索はYOGA ROOM ヨガの情報サイトはヨガジェネレーション/yoga generation ヨガ教室検索はYogaStation

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です