2018年をふりかえって

今日は大晦日。でも全く年末とか、お正月がくるとかいうムードがここ、マイソールではない。練習が明日から始まるのもあって、まだ本格始動していない、明日からの練習に備えて着々と練習生が世界中から到着し、生活空間を整える準備をしている、とういうムードはあるけれど。

今朝は今年最後の練習をこっちの家でした。2018年最後の練習はマイペースで練習。実は12月の半ばに肋骨の間の筋肉を肉離れしてしまい、その怪我はマシにはなっているけれど、かばうために肉離れした部位の真後ろ、背中の筋肉がバックベンドをすると未だヒリヒリ痛い。

昨年末もおそらく似たような状況でこっちに来たので今回は日本にいる間に2回治療に行っていたけれど、まだバックベンドをすると筋肉が痛む。我ながら2シーズン連続怪我をかかえながらこっちに来ることになってしまったことに笑うしかない状況だけど、去年よりはまだ落ちついていられる。

痛みを自分の心で増幅させるのではなく、今の自分にできる精一杯の練習をするしかない、前回のここでの練習で学んだこと、また、瞑想して心を落ち着かせること、そんなことを心にとめて練習をしている。

2018年も今日で終わる。去年の今ごろもここ、マイソールで練習に励んでいた。マイソールでの年越しも6回目。 日本にいる旦那はんには申し訳ないなあ、と思うけれど、私が心からアシュタンガヨガの練習が好きでここ、マイソールに来て練習すること、2ヶ月滞在してじっくり練習に取り組むことが長年の夢だったから、その想いを彼も理解してくれているのか、反対せず、見守ってくれている。

Facebookを見ていると、「何年前の今頃」って写真がよくあがってくるけれど、この時期の思い出写真はだいたいがマイソールでの写真だ。 2011年初めてここに来た時、絶対ここに再び戻ってくる、勤め人として休める最大の休暇を利用してここに通う、と心に誓ったのが、いつしか、ここで2ヶ月練習したい、に代わり、ここに2ヶ月来て練習し、アシュタンガヨガの練習で私が教えてもらってきたことを誰かとシェアしたい、という思いも沸いてきて、でも、それがいつ現実になるかもわからず、 本当に自分がそんな生活ができるとも夢にも思っていなかった。

アシュタンガヨガのクラスをして、ここに毎年通っている他の練習生を羨ましく思い、でも自分とは関係がないこと、私にはそんなこと、とてもじゃないけれどできない、事務職OLの仕事を辞めてまでする勇気なんてないし、第一、生活していけないし、とか思っていたのがほんの数年前なのがまるで遠い昔のようだ。

気がつけば、日本では少ないながらも日々アシュタンガヨガの練習を生徒さん達にシェアし、生徒さん達の成長を見守り、私自身もクラスをしてくことで、より真剣に練習に向きあうようになり、そしてここマイソールに2ヶ月、ということも3回目の滞在になる。

激烈熾烈なレジストレーションに勝ち抜き、レジストに通り、行かない、と決めた1年以外は毎年ここに来れている。 我ながら本当に幸運だな、と思う。

新開地マイソールクラスも今年はじっくり成長を見守らせてもらえるくらい、じっくり定期的に通ってきてくれる生徒さん達にも恵まれ、ここマイソールにも再び来れて、ことごとく年末年始日本にいないことを受け入れてくれている旦那はんにも恵まれている。

今年一年を振り返ると感謝の気持ちしか沸いてこない。

2019年も変わらず練習に励み自分の練習を深め続け、クラスを提供し続けて新開地、兵庫でのアシュタンガコミュニティが続いていきますように。

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