学生生活満喫中
昨日は練習終わってから出かけたままでブログを書く暇もなかった。 昨日からマイソールプラクティスが本格的に始まった。先週はマイソールクラスといっても全員プライマリーの練習だったので今週から自分が貰っているアーサナまでの練習をすることになっている。
そのせいか先週よりも待ち時間が長くなった。セカンド以降を練習する人が増えるのでそりゃ練習時間が長くなるので自動的に待ち時間も長くなる。昨日はドロップバックでシャラート先生が来てくれるまでノーアジャストで自分の練習を淡々とした。 淡々としたつもりだったんだけど、今朝になってお尻や太ももがやたらと筋肉痛になっていることに気がついた。
ここでは前シーズンでカポタまでをもらっているのでカポタまでの練習なんだけど、足をしっかり使えないと腰に負担がくるので足を踏ん張るのが年末の日本での練習以来なので筋肉痛になったようだ。
昨日からの練習では本当に全身ずぶ濡れになるくらいの滝汗での練習となった。プライマリーLEDではシッティングアーサナくらいからやっと汗が出てきて最終的には汗が目に入って痛くなるくらいになるんだけど、マイソールクラスではLEDクラスの時よりもさらに汗の量が増えた気がする。 これだけずぶ濡れになって練習できたら筋肉もまだ傷めにくいような気がしている。
さて練習はといえば、昨年は日本ではなんとなく、カポタでしっかり足を使って腰椎まわりにスペースを作る感覚が6年越しにしてやっと少し出てきたかと思ったけど、昨日今日の練習では思うように足が踏ん張れない。 まだスペースがしっかり作れていないから当然腰に負担が来ている。日本ではその後のバカアーサナくらいで反り切った背骨を調整できているのがここではカポタで終わるもんだから腰を守ることをしっかり意識しないとまた痛めそうで注意している。
自分の今できる練習を必死してしているけれど、耳にはシャラート先生が「最後のアーサナはどこまでやった?」とか「見せてみなさい」とか言っているのが入ってきてしまう。自分には関係ないこと、と思いながら昨日の初日からそんな声が良く聞こえてきたので思わず今年もどんどんアーサナを貰う人が貰うんだろうなぁ。。とかちらっと思ってしまったりした。
恐らく私はここでの2ヶ月はカポタまでのアーサナを取り組むことになるのだと思っている。日本でもカポタを先生からもらって6年ほど毎日練習していても未だかかとはつかめない。 最近はもう踵を掴むことに躍起になるよりいかに腰にスペースを作るか、いかに足をしっかり使うか、胸に呼吸を楽に入れられるか、のほうに意識を向けて練習している。 こちらの基準ではカポタアーサナはかかとを掴めないと先のアーサナがもらえないことがほとんどのような感じがしている。 だからこの先何回通うことになろうともカポタアーサナより先のアーサナに進むことはないのかもしれない。
でもそれでもいいのさ。 と思う。今自分ができる最大限の練習を楽しめればいいのだとやっと思えるようになった。 ふと周りを見渡したらどんどん先へ進んでいく人もたくさんいるけれど、私には私なりの進み方がある。ヨガの道がある。 と日本にいてもここにいても、私よりずいぶんと後から練習を始めてあっという間にアーサナが進んで抜かしていく人もたくさんいる。 昔はそんなことが自分の中で悔しくて哀しくて受け入れられなかった。 こんなに毎日練習しているのに、こんなに一生懸命しているのに、何の意味もないのか、とか。でもこれっていかにアーサナの進み具合に自分で価値基準をおいてそれにこだわっていたのか、っていうことだよね。。っと10年以上経ってやっと憑き物が落ちた。
人によってはすぐ気づける人もいるけど、私には10年という年月が必要だった。だからここでも淡々と今の自分ができることを一生懸命頑張って練習を楽しむ。 日々のちょっとした身体の変化に耳を傾ける。 腰がぶっ壊れて2年治癒にかかり、未だ時々痛くなったり、この前は胸が肉離れしたり色々あるけど、それも含めて楽しむ。
明日の練習も楽しもう。今本当に練習が楽しい。
さて今日もこれからチャンティングクラスに午後からはサンスクリット語授業がある。朝にアーサナ、午後からはお勉強、今シーズンも学生生活満喫しています。