思い込み??
今日から再びマイソールプラクティス再開だ。 今日はシャラに行くと私達6時組の2番目だった。 日によって3番目の日や4番目の日があるけど、だいたい今月は6時組の4番目までにはシャラに着いている。 そんなに気合入れて早く行かなくても良いのだろうけど、目がさめて朝の用意をしてすぐに家を出るとそんな時間になるので、まぁいいか、と早めに行っている。 今日は練習していて昨日ほどの体の重さを感じなかったけど、セカンドに入り後屈シリーズが始まるとやたらと背中と腰が張っているのに気がついた。
先週のバックベンドでのキャッチのトライ2日連続が背中と腰にきているようだ。 背中も腰も痛い。痛い状態でもいかに腰に負担をかけずに練習していくかがここ数年の課題なのでしっかり集中して身体の中に意識を向けて練習していった。
今日はプライマリー後半からお隣の同じ6時組の白人男性と練習しているアーサナが全く同じにリンクしてしまって、マイソールクラスなのにガルバビンダアーサナで前後にずれて回ったり、バッタコーナアーサナでも前後になったりとまるでここだけLEDクラスのようなスペースの譲り合いで練習することになった。
私もカポタで悪戦苦闘しているけれど、その男性もカポタで苦労している様子だった。私は腰が痛いからゆっくりじりじりと伸ばしていって練習しているうちにその人も3回トライしてバックベンドに入っていた。
2回目のカポタが終わったところで起き上がってきたら少し前のほうでシャラート先生が私のほうを見ていて、「カポタやったのか? キャッチできたか?」と聞いてはったので首を横に振っていいえ、と答えると、シャラート先生、ちょっと不満そうに首を横にふって何でできないんだ、みたいな顔してはった。 何も言わず私の前に立って3回目のカポタのアジャストをしてくれた。
腰のほうをやさしく触られるとまるで腰から下がリラックスして、でも足はしっかり地面に根付くことができて右側はそのまま空中からキャッチ。左側は一旦足の裏付近に手のひらを置かれて、「肘を伸ばしなさい」と言われて足を踏ん張り、肘を伸ばすとそこから左側もキャッチさせてもらった。 がっつり両踵つかんで5呼吸して肘伸ばしてまた5呼吸して起き上がってくると またこの前同様 何も言わずに違う人のところにアジャストに行ってしまった。
最後のバックベンドをしてドロップバックをしているとやっぱり腰が痛い。 身体は動くけど痛い。 ドロップバックのアジャストはアシスタントの女性が来てくれて、痛いことを察してくれて歩くだけで深くはせずに起き上がってきた。
先週の練習の余韻か、もしくはまた悪いくせで腰を反らせてバックベンドしてしまったか、でもそれでもカポタは先生の助けを借りるとさっくり掴める。
フィニッングをしながら ぼーっと考えた。
先週、カポタ見せろと言われて アジャストされたけど、何もアーサナ進むことなく終わったから まだ私の身体は次へ進む準備ができていないと思われたと思っていた。 だから当分ずっとカポタを深めて掴めるまで頑張れということだな、と思っていた。
先週も今日も必死にカポタで頑張っていると気づいて以前とは考えられない頻度でアジャストに来てくれる。 そして今日も掴めたか?って聞いてきはって いいえ、と答えた時のあの表情。。。
もしかして先生は お前自分で掴めるやろ、って思ってるのかな? 様子見にきはってまだ1週間しか経っていないのに 自分でできるように頑張れよ、、てな表情やったんやろか。。
もしかして 自分でできないし、って思いこんでいるのは私の心のせい? ひょっとして身体はもう 一人でできるところまで、ほんのあと少し、とかいうことなんかな??
とか考えを巡らせた。 腰は痛いんだけど、日本での練習でもカポタでも腰が楽になるような練習の感覚が少し掴めるようになってきたあの感じをもっと深めたら、 シャラート先生のアジャストを自分でも思い出してそのように動かせたら。。とか考えた。
あと少し、でもあと少しだけど、 もう自分でかかと掴める体じゃないのかもしれない、ってすでに諦めてしまっている私の心のせいなのか? 自分で無意識にできない自分の枠に捕らわれていないか? と今日の彼の表情を見ているとそんな考えが沸いてきた。
まだ腰は痛いけれど、 明日からはもう少し自分の呼吸に集中して足を使えるように、できない前提じゃない練習を頑張ってみようと思った。