マット コリリアーノWS 2019 練習日記②
昨日でゴールデンウィークも終わり。昨日の練習は練習はじめは「ん? 今日はちょっと空いてる?」と思ったけど、後から後から人が来て気が付けば人でいっぱい。
5月1日の初日から10連休であることもあって毎朝人でいっぱいの練習。 でも最寄りの駅からの始発で行っているにもかかわらず7時すぎくらいに練習を始めると練習の後半になるとどんどん みんな練習を終えていくので気がつけば 適度に空いている状態で練習をみてもらうことになっている。
今まではもっと後半まで人がいっぱいでガッツリ見られている感がなかったような気がしてたけど、今年はなんだか昨日くらいから、マイソールでシャラート先生から特訓を受けていた時のような特訓モードに入ったような感じがしている。 カポタに限らず、カポタ以降のアーサナ、フィニッシングのアーサナ、 細かいところまでしっかり見られている。
11年目にしてやっと今年新しいアーサナを2つ貰ったけど、まだまだカポタもバカアーサナもちゃんとできているかといえば そうではない。 だけどもう11年目の練習で彼に習う期間も10年を超えているこの長い先生と生徒の関係性の中で練習を見てもらい、私の体はもう次に進む準備ができている、ということで進むことになった。
昨日の練習後に話していて 改めて何年練習している?と聞かれ、 今年で11年目だよ、答えたら それくらい長い年月練習しているのだから 自分自身で練習の中でアーサナと自分の体の関係性を模索、探求していく時期だよ、 毎日先生から習ってどうこうしてもらう、っていうことより、もう自分の中で練習とはどういうもんか理解してるだろ、 新しいアーサナを練習することで 自分の体をどう使っていくか探求していかないとね。 ってな話をした後の今朝の練習。
今朝は10連休後で今までより空いていて やはり練習後半になるとより空いてきて本当にごまかしがきかない。 昨日からのチャレンジポーズやら色んなところで頑張ったせいか疲れが残っていて ウシュトラアーサナで膝をついて腰を労わるようにそろそろ準備していたら「余計な呼吸が入りすぎ」と指摘がはいる。 だって腰痛いし。。。
今日改めて言われたのはウシュトラアーサナからの後屈アーサナ、ちゃんとビンヤサ通りに練習しろ、ってこと。 余計な呼吸が入りすぎ。 考えすぎ。頭動かしすぎ。
たまにじっくり準備してから練習しても良いけど、毎日するもんじゃない。 ちゃんと動き続けなさい。ビンヤサ通りにしてカポタでかかとまで届かなくてもエネルギーの流れを止めるな、ってこと。
ううう。。厳しい。。。
でもこれって本当のことだ。 昔、後屈で怪我をして以来、 ウシュトラアーサナ以降の後屈アーサナはまた怪我の再発が怖いからついつい 準備時間を長くとって 時には休憩モードに入っている。 腰から反るのを防ぐためにしっかり座骨を寄せてお腹使って背骨をそらすのに全然ビンヤサ通りに動けていない。もう8年とかそれらのアーサナの練習をしているにも関わらず。。
「そんな頭でいちいち考えなくても どう動かすかは自分の体が覚えているよ。 もう何年練習してるんだよ? 11年だろ。 初心者はできないだろうけど それだけ長く練習してたら体が覚えているよ」
「カポタでシャラートがあれだけ長く君をカポタで止めているのは そのせいだよ」
とも言われて そうなのか。。とガツンと心に効いた。 踵を掴めないから止められたままだとばかり思っていたけど、 それだけじゃないのか。。
マイソールで2月一緒の時期にKPJで練習できて10年以上練習を見ていてくれているからこそ言える言葉だな、とも思った。
正直いってビンヤサ通りに苦手な後屈アーサナの練習をするのは本当に大変だと思う。 でもやるしかないんだよね。
練習が終わって帰り際にもその話をしていて準備時間が長すぎてカポタへの執着が強くなりすぎるし、踵つかまないと、って自分に余計なプレッシャーをかけてるよ。 ストレスを自分で増やして大変にしてる、とも言われてしまった。
なんか、それって身体的なことだけじゃなくて心理的なことでも的を得てるな、と思う。 考えすぎ、自分にプレッシャーかけすぎ。。 やっぱり練習に自分の中身が投影されるな、と思う。 そしてそれを見てくれる人が長年の付き合いの人だと本当に嘘つけない。ごまかせない。
マット先生自身も自分でも言ってたけど、 本当に長年練習を見てるからこの関係性の中でだから言えるんだ、ってこと。 次のアーサナに進むのも長年見てるから私の練習生としての歴史を見ているから次のフェーズに入る時期だと分かるんだ、って。
大変だけど、明日から言われたとおりに練習頑張ってみよう。 プライマリーはビンヤサ通りの練習が板についてきたけど、セカンドでは苦手意識と痛みから逃げたくてごまかしてきたこと。 やはりアシュタンガヨガはビンヤサがめちゃくちゃ大事。 頭で分かっててもちゃんと実践しなきゃ意味ないよね。 苦手な後屈シリーズも自分の体で実験してみて確かめてみよう。
写真は練習とは関係ないけどある日の練習後の朝ごはん。練習仲間との再会、朝ごはんにお喋りはとっても嬉しくて楽しい。